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Bit-Throughシリーズ「デジタルだろうが印刷はアナログ」

【見当ズレ発生!どう直す?】
【印刷機ごとに色に違いが!】
【モワレ発生!】
【ここまで来て一部差し替えの依頼が?!】
【調子加減を調整したい!】
【ゴースト出現を予測したい!】
【別の印刷機で出力しないと!】
CTP化が進んで、フィルムワークと光学的な処理で行われてきた刷版技術は、デジタルワークフロに代わり、自動化され人手をかける必要がなくなってきました。しかしその反面、極め細かな調整や中間工でのチェック(検査)ができなくなってしまいました。
印刷工程の簡素化と高いレベルでの「品質の標準化」を目指しながら、かつて職人の「技」であったフィルムワークのノウハウを詰め込み、プリプレスから印刷工程まで一環したデジタルワークフローを構築するシーズ、それが弊社が自信を持ってお薦めする【Bit-Throughシリーズ】なのです。
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当時日本国内では、1BitTiffフォーマットはPDFワークフローが安定するまでの一過性の物であるとされていました。それから約10年が過ぎようとしている今、当時印刷したPDFファイルを現在の設備で読み込み、果して同じ印刷物を作成できるでしょうか?10年前と同じ設備を今も使い続けていれば可能かもしれませんが、新しい設備やバージョンアップされたソフトでは、同じものを出力することは限りなく難しいのではないかと思います。しかし1BitTiffフォーマットは当時から今まで何ら変化しておりません。
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この1BitTiffフォーマットは非常に強固で安全なシステムを構築でき、時間軸への堅牢性だけでなくメーカーや設備をまたいでもその内容に関しては保障され、更に修正や変更の要求にもワークフローの頭に戻ることなく運用することが可能となります。
更に1BitTiffフォーマットは設備投資に関しても非常に有利に働きます。つまりDTPサイドの設備やフォーマットバージョンが変化したとしても、製版や刷版へのデータに1BitTiffを用いれば、後工程に余分な投資をかけずに済むのです。さらに言えば、記述言語(PDFやPS)に対する解釈の差異による印刷事故も軽減できるのです。

最近では用紙の質や厚みを下げたうえ、今まで通りの印刷品質で納品するよう求められるケースが増えてきました。当然紙厚が薄くなると伸縮が大きくなり、どうしても見当精度が悪くなってしまいます。そんな時、DTPまで戻って版ごとに面付け位置の修正をしていては、時間の大幅なロスとなり、コストが利益を圧縮してしまいます。
こんな時は【FanoutCorrector】を刷版現場にご用意下さい。 見当ズレが発生した時、印刷現場で印刷物の外側の各トンボをルーペで確認し、トンボの本数分ズレ幅を各箇所にメモします。トンボの太さが0.1mmで3本分ずれていれば0.3mmと言ったように計算し、基準にする版(通常は最初に刷る版)に対し、他の刷色が広がっていればそれらの版にマイナスの数値を入力します。

①...補正する版を指定する。
②...用紙端から補正位置までのオフセット、つまり用紙の端から計測したトンボまでの距離を入力します。これにより正確に、実測に忠実な補正値を指定できます。
③...「⑧⑨」で指定した補正ポイントに対して補正値を入力します。小数点以下何桁でも入力できますが、実際に補正される値は1BitTiffの1ドット単位までとなります。値は基準の版に対し、広がっているのであればマイナス値を、逆ではプラス値を設定します。
④...データのサイズ=刷版のサイズ(データのくわえが何処にあるかを指示)。
⑤...用紙のサイズ
⑥⑦...版端から用紙までのオフセット値を入力する。
⑧...印刷方向に対して横伸縮の補正ポイントを五ケ所まで増やせます。
⑨...印刷方向に対する伸縮の補正ポイントを五ケ所まで増やせます。
⑩...補正値をミリメートルか全体の版サイズに対する割合で指定します。
⑪...補正時の演算方法を指定。

印刷機の色調整は永遠の課題です。かつてはレタッチ職人がフィルムの網点濃度を目視で言い当て、目的の印刷機ごとに焼き具合を調整し、網点を太らせたり細らせることでドットゲインのバラツキを吸収していました。
フィルムが無くなりCTP で直接出力されるようになった現在では、網点のサイズを調整するにはRIP 時のトーンカーブで調整しなければなりません。しかし実際どれほどの会社が、印刷機ごとにドットゲインカーブを調整しているでしょうか。
印刷物を測定してLab値を評価し色の再現具合を算出できても、印刷でそれを補正することは大変難しいのが現実です。そこで原点に戻ってドットゲインから補正することをお薦めするのが【DLAdjuster】です。
単版ごとの濃度パッチの網点の面積率を測定します。
A : 1BitTiff上での網点の面積率
B : 紙面上網点面積率(計測値)
C = (B - A) = 物理的ドットゲイン量
DTP での濃度が50%でトーンカーブをリニア(直線)のままでRIP 出力すると1BitTiff も50%のままの網点が出力されます。これを印刷した時の面積率とターゲットの面積率を比較します。
印刷物のカラーパッチの網点面積率を計測し、ターゲットチャート(ジャパンカラー等)の面積率との差を割り出します。デジタルデータに対して、その差を埋める数値を入れてテーブルを作成します。
例えばデジタルで50%のパッチに注目すると、ターゲットチャートでは面積率が55%になっています。実際の印刷物は62%までドットが膨らんでいるので、ターゲットとの差分7%をデジタルデータの値で補正します。
つまり50%近辺で43%程度のカーブを作成する。それぞれの濃度のパッチに対し、同様に計測しドットゲインカーブを作成します。

このカーブをDLAdjusterのホットフォルダーに設定すれば、1Bit データをホットフォルダーに投入する だけで、本印刷機用のドットゲイン補正を施した刷版を出力できますし、印刷現場でカーブを補正することも簡単です。
もちろん、インキの特性や紙質による光学的ドットゲインを計測して反映させるのは困難であり、トラッピング濃度の調整までは不可能ですが、各版の色濃度の調整はこの方法で近づけることができ、色の再現のバラツキを最小にできます。


【BitThroughシリーズ】には【ProofMaker】というツールがあります。これは分版された1BitTiffの網点画像 を網点の大きさや面積率に応じて階調値を算出し8Bitのカラー画像を生成するソフトです。基本的にはパターンが生じない処理を施していますが、網点画像にモワレパターンが存在するときは、その影響を受けて8Bit画像にもパターンが生じてしまいます。この現象を利用し、モニター上、あるいはプリントアウトによりモワレの発生を予め確認することができます。

【 ProofMaker】でモワレの発生を予測したら、次に【StripEditor】というツールでモワレを解消します。画像 や網点の角度、パターン等によって出現するモワレは、予測がつきにくく、出現後消去するのもなかなか厄介です。現在の対処法は一度DTPまで戻り、写真の色や角度を若干変えて対処するのが一般的ですが、1BitTiffの運用では刷版現場でこんなことが可能になります。
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【StripEditor】には、モワレの出現しているエリアを選択ツールで選択し「網点の階調値」を変化させることなく「網点形状だけ」を少しずつ変化させることによりモワレを消去する【パターン除去】というコマンドがあります。モワレを生じさせていた網点の形状を、ほんの少し変化させることで消去するこの方法であれば、画像や内容修正のためにDTPに戻る必要が無いだけでなく再度RIPする必要すらありません。

⇒ 更にStripEditorでは【パターン除去コマンド】だけではなく、フィルム同様の切り貼り修正も可能となります。
モワレが発生している絵柄を修正して再RIPし、その1BitTiffを【StripEditor】で元画像に貼りつけて修正します。
更にこの方法を使いできることはモワレの解消だけではありません。
⇒ 例えば…【ここまで来て一部差し替えの依頼が!】
画像をRIP済み1BitTiffに変換することにより、切り取り、貼り付け、が現場で容易に行える【StripEditor】では、急な画像の差し替え依頼などにも、時間と手間をかけることなく対処することができます。
本機校正時や印刷機が変更になった等の様々な場面で、絵柄の一部分だけ少し朱みを加えたいといった場面でも1BitTiff運用の【BitThrough】は柔軟に対応出来ます。【StripEditor】で変更したい箇所を選択し、【調子加減コマンド】を実行します。
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Magenta版の中間色だけ濃くしたい時を見てみましょう。
30%→34%、40%→47%、50%→55%に修正し、ハイライトとシャドー部分はそのままの設定でトーンカーブを設定し実行すれば、瞬時に変換された1BitTiffを作成できます。


本刷りを終えてみたら、くわえ側ページの広告の影響で、くわえ尻側ページの広告にゴーストが出現してしまったといったトラブルを経験したことはありませんか?【StripEditor】を使用すればゴーストの出現を前もって予測することができます。刷版前に画像を呼び出し【グラフ表示】アイコンをクリックすると、くわえをX軸にして絵柄面積率をグラフ表示します。更に印刷機のインキ壺の数を設定しておくと、縦方向に壺の境目がグリッド表示され、同じ壺の中でインキの使用量が急激に変化する箇所が一目で判ります。またそのような箇所にゴーストが出現すると予測したときは、そのまま【StripEditor】でステベタを張り付けることもできます。

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急ぎの仕事やトラブルによる工程変更のため、急遽別の印刷機で印刷することを余儀なくされる事があります。そんな時も【1BitTiffワークフロー】では慌てる必要はありません。【PlatePlanner】で予め用意された各印刷機ごとのテンプレートに、刷版データを貼り付けるだけで簡単にCTPに出力できます。しかも網点形状は変化しませんので、検版はくわえ位置の距離の確認程度で済み、すぐに印刷を開始することができます。

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