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1Bit Tiff for パッケージ・殖版・大貼り

アナログからデジタルへ、紙版下の制作からDTPへ、そしてCTF(コンピュータtoフィルム)へのデジタル化。さらにCTP(コンピュータtoプレート)へのデジタル化により、印刷品質は格段に向上してきました。
デジタルフィルム(網点データ)などと言いながらいつの日か「フィルム」も死語になってしまいそう。PDFの普及によりデータの取り回しでも1Bitと聞くことは少なくなっています。それでも1BitTIFF(デジタルフィルム)を薦めたいのは、DTPからCTPまでの出力エラー・原因不明のトラブルの話はなくなっていないから。今、検版・検査システムが注目されているのはそれが理由ではないでしょうか。やはり網点の取り回しが一番確実です。
PDFは便利だけれど…
PDFは確かに便利。アプリケーション・OSに関係なくデータを人に送ったりする時には欠かせません。でもPDFの訳って、Portable Document Format「持ち運びに便利な文書形式」です。それって印刷用に使うフォーマットとしてはちょっと無理があるような気がしませんか?PSもPDFも中間ファイル、中間ファイルでデータ下版、だけど受け取ったデータに保障がない?
正直、アプリケーションがバージョンアップ、またRIPもPS2からPS3に変わりました。と言っても、グラデーションが出ないとか、エラーっていっぱいありましたよね。
99%大丈夫。と言われても、毎週100版作られるフリーペーパーだったら、毎週1版は事故になるってこと?多分、99.…と言うんでしょうけど、コンピュータが処理してデジタルのデータを作るのに100%でないってことがそもそも納得できません…。PSだから、PDFだからしょうがない?それでよいんでしょうか?そんな可能性があるのなら、今更ながらメーカーさんとの雑談で出る、確実に取り回しのできる1BitTIFFのワークフローを担いでくれたら~なんて愚痴ってしまいます。
重くても、送るのに時間は掛かっても、ウサギと亀…?品質保証を問うのであれば「急がば回れ」ではないでしょうか。
「RIPでエラーになりました」「検版で気が付きませんでした」の言い訳は、未然の防止もできないし、再発防止の対応も言い訳のようにしかなりません。
それでも印刷関連に携わる人間としては、各社PDFプリントエンジンの開発では、「Perfect Document Format」を追求してほしいところです。

そんな話をしながらも、もう一度1BitTIFF for パッケージ・殖版・大貼りの薦め
CTPの運用で以前であれば製版・集版・刷版と呼ばれるそれぞれの担当がいた作業、今はDTPからCTPの出力ができてしまうので、その作業を制作がやっていたり、刷版でやっていたり、意外と出力担当として全部やって、正直大変な思いをされていると思います。
クライアントから校了の出るのは単ページ。もしくはページ物でも、その後に、面付け、大貼り、殖版、付き合せ、なかには店名差替えや、テンプレートの運用など、特殊な経験・知識を必要とする作業が発生します。
パッケージなどでは、小さなサイズの物をひたすら印刷サイズに詰め込みます、これまた、DTPで大きなドキュメントに詰め込むか、それともメーカーのシステムで処理をするかが普通だと思います。
しかし、ここでまたいっぱい貼ったドキュメントを出力するか、各メーカーのシステムで作業する場合、アウトラインPDFにしてからいっぱい貼って出力するか、どちらにしてもいっぱい張り込んでからRIPに送り網点にします。これまたエラーが起こる原因にもなるんです。イラストレータデータのパスの方向が変わったりそれを処理する時のエラーなのか、向きが変わっただけで出力結果が変わることがあります。やはりRIP処理後に校正・検査を行わないと100%保障はありません、それも張り込んだだけ全部ですよ!
そこでパッケージでも校了の出た単品のドキュメントはRIP処理して網点にしてから校正確認、指定した面に必要なだけ貼り込む。これは昔のフィルムと一緒で後の工程は保障付き!だから網点/デジタルフィルム。デジタルになった分、アナログのころの貼り間違えなどはありません。こんな確実なワークフロー。大きな声では言えませんが、検版・検査ツールが売れなくなってしまいます。

ISO19001 で問われる品質保証。また、FDA 21 CFR(アメリカ食品医薬品局の食品と薬に関する規制)の対応も医薬品・食料品メーカーは検査の記録・管理が問われています。
前工程で確実な工程を考えるか、後工程で100%検査するのかが、今後の品質保証のテーマです!
GTBの2つの1BitTIFF版面設計ツール
○PlatePlanner
刷版設計ツール。
印刷機の刷版サイズに合わせての大貼りや殖版、付け合せ、アクセサリの配置などの版面設計を行えます。
フィルムと同様に重ねて配置できるので店名差し替えも容易に行えます。
一度作成したレイアウトファイルをテンプレートとしても活用できるので、1BitTIFFの原稿のみを変更するだけで、簡単で確実に運用できます。単体で刷版データ出力まで行えます。

○PlatePlannerforPackage
パッケージ用版面設計ツールです。
紙器パッケージ向けの版面設計ツールです。CADデータとの連携により、原稿の1BitTIFF画像を指定するだけで指定した面に貼り付けることができます。ステップ数などの数値も再RIPも全く必要ないので、ミスのない安心な刷版を実現できます。カット線や特色面も含めたプルーフ画像も自動的に出力できます。

製品について詳しくは別ページの製品紹介をご覧ください。
本コラムは、印刷物コンサルタントとしてご活躍の中山良介氏が弊社製品群について「プリンターズサークル」に掲載されたものを転載しました。
(社団法人日本印刷技術協会発行『プリンターズサークル』2007 年8 月号より)
■中山良介
1960年6月生まれ。Macが日本に上陸する前の時代の「いずみや」に入社(その後Tooに社名変更)暗室で今は無き、縦型製版カメラで紙焼きを撮る・・・
その後、(株)ぱどに転職。フリーペーパーの営業を3年ほど経験するが、DTP内製の流れで制作・出力に移動。その時にアナログ製版からDTPへ、始めはDTPと言ってもフィルム出力であった。締め切り後、組版、フィルムセッター2台で24時間出力しても間に合わなくなりCTP化。その時に「化かされないDTP」1BitTiffワークフローを構築。それが(株)GTBのBit-Throughとの出会いである。
そして次は印刷の(株)ウイル・コーポレーション(現:(株)ウィルコ)に転職。前から後までの工程の効率化と色調コントロールに従事。そんな経歴を生かして(株)GTBでBitThroughを使った印刷コンサルティングなど提案し、現在はQuadTechで輪転印刷機のカラーコントロールシステムコンサルタントと、今でも印刷から足を洗えない。
趣味はシーカヤック。みなとみらいのシーカヤック教室のインストラクターをしながら、会場まで漕いで行く為に通勤カヤッカーと呼ばれ、昨年は横浜の海を1500km走破(?)。週明けは色差計で日焼けした腕をLabで計測する・・・
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